<牛久の友の会>Friend’s of USHIKU 報告

<牛久の友の会>Friend’s of USHIKU

BLOG:https://foushiku.blogspot.jp/
設立:2014年1月
代表:マイケル・コールマン神父
活動内容:東日本入国管理センター被収容者への面会・差入れ
外国人生活困窮者支援(フードバンク食料支援など)

常陽銀行 土浦駅前支店
(口座番号)普通 1569069
(口座名義)ウシクノトモノカイ マイケルコールマン

 

 

 

1.改正入管法の成立は見送りとなりました。

外国人の収容の在り方などを見直す出入国管理法などの改正案をめぐり、自民党と立憲民主党の幹事長が会談し、自民党は、野党側が収容施設でスリランカ人女性が死亡した真相の解明が欠かせず採決に応じられないとしていたことなどを踏まえ、今の国会での成立を見送る方針を伝えました。[NHK]より

取手教会の女性信徒たちが、抗議のFAXを議員に送り、参議院議員会館まえで「移住連」などの団体や当事者たちとシットインをおこない、活発な活動をしました。

現状の収容制度や仮放免制度はかわりませんが、当事者たちがおそれていた不法残留者や送還忌避者を合法的に強制送還できるように『退去命令(送還忌避罪)』や『送還停止効の例外』の導入などからとりあえず開放されました。

2. 現在の東日本入国管理センター(牛久)

多くの仮放免が許可されたことにより、被収容者は70人あまりとなっています。
かれらはほとんど居室の中でひとりです。そしてあまり大きなストレスはないようです。
仮放免された被収容者はよろこんでいますが、被仮放免者は「在留資格なし」「就労の禁止」「健康保険適用外」にしばられ苦しい困難な生活をしています。
わたしたちは被収容者が病気にならないように、食事・運動・睡眠をよくとるように面会のときに伝えています。

 

3. 認定NPO法人 茨城NPOセンター・コモンズ『茨城のセーフティネットづくりに関わる団体のブックレット』の69ページに掲載されました。

投稿:加藤健司(土浦教会)2021年5月