東日本入国管理センター(牛久入管)でのクリスマスミサ

<牛久の友の会>Friend’s of USHIKU

BLOG:https://foushiku.blogspot.jp/
設立:2014年1月
代表:マイケル・コールマン神父
活動内容:東日本入国管理センター被収容者への面会・差入れ
外国人生活困窮者支援(フードバンク食料支援など)


3ヶ月ほど前から、被収容者たちからマイケル神父司式でクリスマスミサをしたいとの要望がありました。その後、牛久入管の担当部署とさいたま教区(オープンハウス)のレミ神父とで何度も調整がありました。
最終的にはマリオ司教からさいたま教区の在籍証明をいただき、神父2名・シスター1名・信徒2名が牛久入管でのクリスマスミサの許可をいただきました。
ミサの予定は12月16日(月曜日)・17日(火曜日)・19日(木曜日)となりました。 

16日8:30に牛久入管に到着しました。所定の手続きをすませて、マイケル神父、レミ神父と信徒のわたしたちは部屋に入りました。
当初37人の予定でしたがキャンセルもあり、29人の被収容者があつまりました。そのなかでカトリック信徒は9名でした。
レミ神父のふしぎな歌でミサははじまりました。答唱詩篇は数ヶ国語でしました。平和の挨拶ではみなで握手をしました。カトリック信徒でない被収容者は神父の祝福を受けました。
17日は、レミ神父と信徒がミサをいたしました。
最後の19日にクリスマスミサをしました。今回はベトナム人のシスター・マリアランも参加しました。被収容者たちは30人あつまりました。多種多様な国籍と宗教の人たちのなかで、カトリック信徒は12名ほどでした。かれらはみな真剣にミサにあずかりました。
そして、かれらの顔はかがやいていました。
Merry Christmas


牛久入管から仮放免され長崎県佐世保市に住んでいた、スリランカ人のサンパトさんからクリスマスカードが届きました。
今、かれはスリランカに戻りました。家族の平和と健康を祈ります。

投稿:加藤健司(土浦教会)2019年12月