【特別寄稿】今の時代と神のいつくしみ

(文・マイケル・コールマン神父様)

いつくしみセンター公式サイトから (2022年4月18日掲載)
https://divinemercy.jp/catholic-news/miscellaneous/2022/04/special-letter-from-fr-coleman

マイケル・コールマン神父

イエズス様は2000年前に人間の姿で、この世にお生まれになりました。そして、ご受難とご死去をとおして、人間の犯した罪の償いを果たして天にお戻りになりました。

しかし、時代とともに同じ人間はまた悪くなり、主を非常に悲しませましたので、17世紀にフランスの修道女シスター・マルガリータ・マリア・アラコックにお現われになって言いました。“わたしの侮辱された心に償いを果たしなさい。”そして、そうするために聖心のお祝い日をお定めになりました。

そしてまた、1930年代、シスター・ファウスティナにもお現われになって、人間と全世界に対するいつくしみをお示しになりました。主のいつくしみといえば、ちょうど今いちばん必要な神様のお恵みです。たしかに今の時代は、その主のいつくしみがより多く必要とされるものだと思います。

多かれ少なかれ、全世界の国々がウクライナの問題に巻き込まれております。そして現在のところ解決する見通しが見られません。
今度こそ主のいつくしみに頼ることは非常に大切なことです。

イエズスは聖ファウスティナにお現われになるたびに、いつくしみの泉をお示しになりました。
また、ご復活の次の日曜日に、主のいつくしみのお祝い日をお定めになり、その日のためにゆるしの秘跡と聖体拝領をする人に“私のいつくしみのはらわたが開きます”(699)また、“私のいつくしみの泉に近づく霊魂に恵みの大海を注ぐ”(699)と言われました。

そして、イエズスはチャプレットを紹介して
それをたゆまずに唱えなさい。全世界は私の無限のいつくしみを知ることを望む”(687)また、“私のいつくしみに信頼するこれらの霊魂に想像を絶する恵みを与えたい”(687)そして、3時の祈りを唱えるとき“そのときあなた自身のため、また他の人たちのために何でも手に入れることができる全世界の恵みの時”(1572)です。

今年は特にこれらの恵みを必要としています。
私たちはウクライナから遠く離れている国にいますけれど、毎日そのチャプレットと3時の祈りを唱え、一日も早く停戦をして平和的に解決し、難民家族が自分の国に帰ることができるように、絶えず主のいつくしみを願いましょう。

マイケル・コールマン神父(SSCC)取手教会


※いつくしみセンターより転載許可取得済


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