<牛久の友の会>Friend’s of USHIKU 報告

<牛久の友の会>Friend’s of USHIKU

<牛久友の会>Friend’s of USHIKU
BLOG:https://foushiku.blogspot.jp/
設立:2014年1月
代表:マイケル・コールマン神父
活動内容:東日本入国管理センター被収容者への面会・差入れ
外国人生活困窮者支援(フードバンク食料支援など)

常陽銀行 土浦駅前支店(039)
(口座番号)普通 1569069
(口座名義)ウシクトモノカイ

JOYO BANK TSUCHIURA (039)
ACCOUNT NUMBER: 1569069
ACCOUNT HOLDER: ウシクトモノカイ

  1. 新年をむかえて
  2. 東日本入国管理センターの被収容者たち
  3. 仮放免された被収容者たち(被仮放免者)
  4. 外国人等の緊急生活支援

1.新年をむかえて

 2022年の新年を迎え、これからの状況を見きわめながら、みなさまのご支援とご協力により、このボランティア活動を続けていきたいと考えています。昨年は、カトリック新聞などの支援呼びかけにより、みなさまのあたたかい気持ちが伝わってまいりました。
 ありがとうございます。 これからも、みなさまよろしくお願いいたします。

2.東日本入国管理センターの被収容者たち

 多くの仮放免が許可されたことにより、被収容者は15人あまりとなっています。かれらはほとんど居室の中でひとりです。TVを見て、1日一回1時間程度の運動をしています。そのほかには何もできないことはとてもつらいことです。また、かれらのほとんどは多くの病気をかかえているので、なおさら何もできません。かれらは弁護士・家族・友人と連絡をするためにBRASTELカードを要求します。そのためわたしたちは、1000~2000円程度の現金を差し入れします。また、仮放免申請の許可がでても、保証人が保証金(10万~30万円程度)をすべて用意できない場合は仮放免されないので、かれらはマイケル神父に手紙や電話をして一部を支援してほしいと頼みます。

3.仮放免された被収容者たち(被仮放免者)

 仮放免されたときは被収容者はよろこんでいますが、被仮放免者は「在留資格なし」「就労の禁止」「健康保険適用外」にしばられ苦しい困難な生活をしています。かれらはいろいろな支援者に助けられていますが、ほとんど財布の中は小銭だけしかありません。かれらは病院にいけば100%以上の費用がかかりますので、部屋の中でがまんをしています。健康保険なしで仮放免されるのはとても大きな不安となります。
 フランシスコ教皇はある本でこう述べています。
「物的な貧しさの中でもーこのことはぜひ強調しておきたいのですがー、働くという誇りを奪われ、食べるための金を稼ぐことさえもできない貧しさよりひどいものはありません。」と

4.外国人等の緊急生活支援

 被仮放免者やコロナ禍で仕事ができずに苦しんでいる外国人等のために、みなさまからいただいた寄付金の一部を使用させていただいています。これまでに、スリランカ人・ナイジェリア人・イラン人・ガーナ人・インド人など9人ほどに一時的な緊急生活支援をいたしました。また「カリタスさいたま」からも一度だけ、すこし支援していただきましたが継続的な支援はできないので、わたしたちはそれぞれの小教区内でも、できる範囲内で何らかの対応を考えなければならないと思います。

 

2022年1月投稿
加藤健司